一部復旧の日に [鉄道]
6月25日 今日は3.11以来全線で運転を見合わせていた湊線の運転再開(那珂湊~中根)の日である
ツアーの団体さんが見学にこられるというので今回はキハ203に通電。
電気が通るのを確認して駅のほうに戻れば8連撮影会の準備が始まっていた。
入換オーライ
この日は報道の取材もたくさん来ていた。
殿山駅からキハ3710‐01が帰ってきたため、完全なカタチになった現役車8連
長い・・・
オチビも出てきてサービス
撮影会が終わると先頭の3連は切り離されてホームに据付けられた。
たった一駅のサボ・・・
いよいよ震災復旧一番列車の出番が迫っていた。
中根側からキハ205(団体扱)+キハ2005(普通車)+キハ2004(普通車)の編成
中根まで切符(150円)を往復で購入。
2004車内はいつ以来か・・・
12:40 湊線復旧一番列車は見送りの人たちに手を振られて那珂湊駅1番線を後にした。
あの日からずっと止まっていた時間が三ヵ月半かかってようやく動いた
あの日、茨城を襲った震度6弱の揺れは沢山のものを奪っていった・・・
湊線は中根~金上間の溜池が崩壊し、池の水と土砂と湊線の道床ごと下の田んぼに流れ込んだ
線路はいたるところで歪み、平磯の線路下のトンネルは余震で日に日にひび割れていった
3月19日から始まったバス代行運転は一日15万のバスチャーター代がかかり、車内と道路の混雑ゆえ平常時の3割程度しか乗客が居ないという。
本来ならば、3月26日に北関東自動車道が全面開通となり、県の観光は
新しいステージに立つと思われたがそれはもう、夢の話である。
柳沢を越えるといきなりの雨
中根駅待合室に皆ギュウギュウ詰めになるのも思い出。
カブトムシ発見
ブンブン
数十分の後、中根駅を折り返し発車。
よく分からない天気だことで
途中、田んぼの人たちや沿線の人たちが目を見張って列車の通過を見ていた。
見えなくなるまで手を振った
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